オーダーと手作り家具通販いいかもショップ運営日記
こだわりの強い職人を集めたオーダーと手作りのインテリア家具 通販「いいかもショップ」の裏舞台。職人とのやり取り、新商品開発、家具通販の運営など、個人的な日記として紹介します。
last update 2007/04/20 08:59
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アクリル家具の曲げ

先日ご注文頂いたアクリルオーダー家具の曲げ

オーダーのアクリルローボードの家具の曲げを今回は取材。アクリルの厚さは1.5cmで、この字型のローテーブル。両端を曲げるだけですが、その奥には巧みな技術がありました。

このアクリルのローテーブルは、横幅920mm×奥行き380mm×高さ150mm。切った足を貼り付けるのではなく、手で曲げるため、横幅が難しいんです。角がアールのため元の板は、高さ×2+横幅で1220mmではなく、1182mm。アールの大きさで元のアクリル板の長さが変わってきます。

このアールの大きさも難しいですね。左下の写真は黒い部分から800度の熱が出ており、さらに上から専用のバーナーで補助的に熱を加えます。この、黒い幅が大きくなれば、アールも多きくなり、小さければアールは小さくなります。また、厚みや外気、湿気の状態で熱する時間も変わってくるそうです。

アクリルを加熱 アクリルの曲げ

右の写真は、熱を通したアクリルを手で何度も曲げているところです。癖がつき、だんだんとアクリルが冷え、硬くなって行きます。最後にガムテープで固定するわけですが、このときもほんの少しだけ足の部分を外に広く固定します。完全に冷えた状態では、若干縮んでくるそうです。

何よりもびっくりしたのは、最終的な横幅が920mmで1mm以内の誤差になっていました。両側を曲げるわけですから、片側で0.5mmの差があれば、誤差は1mmになりますから、本当にすごい。定規を思い出してください。1mmの大きさを。

修行時代に何度も何度も試行錯誤して、ノウハウを貯めたこの技術には、本当に感動しましたよ。


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